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におい、ニオイ、臭い、魚くさい体臭で悩むあなた、ひょっとしたら魚臭症かも知れません。魚臭症に関する知識、情報をいろいろと書いてみました。魚臭症に限らず、体臭の予防、解決のヒントがここにあります。
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魚臭症(ギョシュウショウ)とは、読んで字の通り、
体臭、口臭が魚のような臭い(ニオイ)になる病気です。

口臭ガス測定器では判定できないそうです。


別名トリメチルアミン尿症(trimethylaMinuria)とも言われているものです。
TMAUとはtrimethylaMinuria(トリメチルアミン尿症)を短縮したものです。

魚臭が残るたんぱく質のトリメチルアミンを
無臭の副産物に転換する転換酵素遺伝子が欠けているため
肝臓におけるトリメチルアミンの酸化能力が欠除し、
そのため体内に臭気が蓄積され、汗、呼気および尿などから
多量に排出されるのであろうと推測されています。

難しいですね。
簡単に言うと

摂取した食物を体内で消化分解した際に発生した
トリメチルアミンが分解されず、
汗や尿の中に排出され、
それが魚の腐ったような嫌な臭いになるということです。


TMAUは揮発性の化学物質なのだそうです。

だから肺を通したり、
汗や唾と混ざり合い、体の至る部位から分泌されるようです。

吐いた息や尿からも腐った魚のような臭い(ニオイ)がするのですから、
周りの人も当然気が付きますよね。

この奇病の専門家である、米フィラデルフィアはモネル化学研究所の
ジョージ=プレティ博士によると
魚臭症(ギョシュウショウ)候群(fish odor syndrome)は、
これまで全世界に約600例ほどしか報告のない、
常染色体劣性遺伝による先天性代謝異常、
つまり、先天的な遺伝病だということで、
アメリカにはこの奇病に苦しむ人々が集まる
魚臭症候群財団(TMAU Foundation)と呼ばれる組織が存在するそうです。

ウィキペディアによると肝機能障害や肝機能低下、
ホルモンバランスの変化による後天的な場合もあるようです。

従来、日本では、魚臭症(ギョシュウショウ)候群(fish odor syndrome)の患者は
いないとされてきました。

しかし、2003年、北海道大学大学院薬学研究科の研究グループによる
調査&研究が開始され、
日本での患者の存在が明らかとなりました。


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