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におい、ニオイ、臭い、魚くさい体臭で悩むあなた、ひょっとしたら魚臭症かも知れません。魚臭症に関する知識、情報をいろいろと書いてみました。魚臭症に限らず、体臭の予防、解決のヒントがここにあります。
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魚臭症に限らず、体臭というものは、その国その国の食べ物によって
違ったニオイが出てくるといわれています。

魚臭症の場合、原因となるトリメチルアミン(TMA)の蓄積は、
卵や豆、牛乳、チーズ、パン、そして魚と、
あらゆる食物によって生じる可能性があるといわれています。

[トリメチルアミンが多い食品、少ない食品]

TMA前駆体(コリン)流れと体臭の軽減方法は

1)食べる
前駆体摂取量を減らす。 コリン・ダイエット

2)消化する 主に小腸
摂取された前駆体がTMAに変換されるのを減らす。 
腸内環境の改善 プロバイオティクス摂取
TMAに変換されてしまった分を減らす。 
活性炭・(鉄)銅クロロフィリン摂取

3)代謝する 主に肝臓
FMO3が血中TMAをTMAOに変えるのを助ける。 
リボフラビン(
ビタミンB2摂取 インヒビター摂取制限

4)排泄する 主に大腸 それに腎臓
TMAを含む排泄物をとっとと排出する。 
水分を多く取る 緩下剤の使用

となります。

昭和薬科大学薬物動態研究室の事例では

・銅クロロフィリンナトリウムの経口摂取
・活性炭の経口摂取
・食事療法(低コリン食を実践)

を魚臭症の症状緩和の方法としています。


「症状を軽くするための食生活の工夫」は、トリメチルアミンの元となる
コリン、カルニチン、レシチン、等を含む食品の摂取を制限することなどです。

コリンは、トリメチルアミン前駆体のひとつで、(化学式:(CH3)3N+)を含む化合物のひとつです。
一方、コリン以外のトリメチルアミン前駆体には、
レシチン、ペタイン、カルニチン、クレアチニン等があります。
これらも、トリメチルアミンの化合物です。

肉類にはカルニチンとクレアチニンが大量に含まれます。

☆ 食事療法(低コリン食療法)

症状を改善するためには、トリメチルアミンを含む食品、及び、
トリメチルアミンを生成する物質を含む食品の摂食を
低く抑えることが基本となります。
(トリメチルアミンを生成する成分を「トリメチルアミン前駆体」と呼びます)。

それが、低コリン食療法と呼ばれるものです。

海産魚類、頭足類(イカ、タコ)、甲殻類(エビ、カニ)にはTMAとTMAOが大量に含まれ
ます(TMAOの還元物はTMAです)。
これらの摂食を低くおさえることは当然のことです。

ただし、ここで問題なのは、コリンは必須栄養素であり、
不足すると重大な障害を引き起こすということです。


コリンの適切な摂取量は一日あたり
男性で550mg、女性で425mgとされています。

また、出産を控えた女性は、特段の注意を払う必要があるようです。

胎児、乳児、幼児は神経系や脳の発達のために大量にコリンを必要とします。
母体側のコリンが枯渇するほどとも言われています。

妊娠、及び、授乳期間中は低コリン療法を緩める必要があるようです。

赤ちゃんが早産で生まれた場合、コリンを含むミルク状ベビーフードで一時的にTMAUを発症す
るケースが報告されていますが、子供が成長するかコリンが絶たれれば消えるそうです。

自身の適切なコリン摂取量は、自分自身の手で見極める必要があります。

 ※主な食物中に含まれるコリン含有量の参考資料はこちら


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